【やってはいけないストレス解消法】疲れを取るつもりが、じつは逆効果な行動と対処法

ストレス解消法はたくさんありますが、実際に行ってみるとストレスが取れるばかりか、逆に体や心に不調を起こしてしまうこともあります。

簡単にできるけど体へ不調をきたしやすいもの

ストレス解消のために行っていたのに依存してしまって抜けられなくなってしまう

ストレス解消法を探しているときは自分の体や心が疲れているときです。つい楽な方法・依存しやすい行動に逃げやすい状態になっています。

正しいストレス解消法を行い、疲れた体と心を健康にしていきましょう。

この記事を読むとわかること
  • やってはいけないストレス解消法
  • どのようなストレス解消法に変更したら良いか
  • ストレス解消法を選ぶときのポイント
目次

自分を傷つけてしまうのでおすすめできないストレス解消法

ストレス解消法の中には自分を傷つけてしまうものもあります。体の不調を起こしてしまうものや心を傷つけてしまうものまで。

ストレス解消法は自分の体と心に優しくすることが重要なので、以下に挙げる「やってはいけないストレス解消法」を避けるようにしましょう。

具体的におすすめする代替案も紹介していきますので、参考にしてもらえたらと思います。

暴飲暴食

やってはいけない理由

  • 体重増加や体調不良などの原因になる
  • 甘いものばかり摂ってしまうと依存しやすい

食べること・飲むことは一番簡単に自分を満たしてくれます。

適正な量で食事を楽しんでストレスを解消するのは良いのですが、量が多すぎたり・内容が偏り過ぎていると体調を崩す原因にもなってしまいます。

対処法

食事をバランスよく摂る

タンパク質・炭水化物・脂質などの主要な栄養素が不足していると、甘いものをとりたくなってしまいます。

疲れているとお菓子などの簡単なもので済ませたくなりますが、3食をしっかり摂ることで間食をとりすぎるのを防ぐことができます。

料理をするのが面倒という方は、外食の内容に気をつける・宅配などを活用するというのもおすすめです。

寝過ぎ

睡眠を十分に取ることはストレス解消に大切ですが、生活リズムを崩してしまうような睡眠の取り方は体調を崩す原因にもなってしまいます。

生活リズムを崩さないために気をつけるポイント

  • 休みの前日に夜更かししない
  • 休みの日の朝に平日より2時間以上遅く起きない
  • 寝る前にお酒・カフェインなどを摂らない
  • 昼寝は短時間にする

休日に生活リズムを崩すと、平日の朝が辛くなりやすいです。生活リズムを保ち・睡眠の質を上げることで、体調を整えストレスを溜めないようにしましょう。

人と比較する

自分なんて大したことないから、できなくてもしょうがない…

〇〇さんと比べて、私は劣っているからできないんだ…

人と比べて、自分が劣っていると考えるのは、そのときは、もっともな理由をつけられて自分を守ることができます。しかし、自分を否定する言葉は自分を傷つけてしまいます。

自分で自分のことを認めてあげられないと、自分の成長も妨げてしまうので、自分を認めてあげられる考え方を身につけていきましょう。

自分を認められる考え方のポイント

  • 自分と小さな約束をして一つずつクリアしていく
  • 人と比べるのではなく、過去の自分と比べる
  • できないことではなく、できたことに目を向ける

自分ができたこと・少しでも成長したことを書き出すのはおすすめです。目に見える形で、自分を認めてあげられるポイントを増やしていきましょう。

自分がやりたいことに集中する

自分が熱中できることがあると周りが気にならなくなります。熱中できる趣味・好きな仕事など、周りが気にならなくなるくらいハマることが見つけられると良いですね。

熱中できる趣味の見つけ方は以下の記事で解説していますので、併せてご覧ください。

仕事や家事へ逃げる

  • 家庭でのストレスを仕事に熱中することで忘れる
  • 仕事でのストレスを別のことで逃れる

一時的な気分転換には良いですが、問題を解決しないとずっとストレスを減らすことはできません。

仕事を必要以上に引き受けてしまって休みがなくなり、体調を崩したりという悪循環にもつながる危険もあります。

ストレスの原因を取り除くことを後に回してもメリットはありませんので、早めに向き合うようにしていきましょう。

依存してしまうのでやめておきたいストレス解消法

過度な飲酒・喫煙

飲酒や喫煙はその場でストレスを忘れられる効果は高いですが、後での健康への影響は大きくなってしまいます。

過度な飲酒を控えるためにできること:

お酒を一人で飲まない

お酒を飲むことではなく、お酒を飲む場所を楽しむようにして、量を飲まないことをおすすめします。

喫煙をやめるためにできること:

  • 周りの人に協力してもらう
  • 病院で治療をする

喫煙は周りの人に喫煙者が多いなどの環境も影響してきます。

  • 職場では喫煙をしないようにする
  • 家族に一緒に禁煙にチャレンジしてもらう

周りの人に協力をしてもらうのもおすすめです。

禁煙外来、お酒の依存に対しての治療など、病院での治療を受けることも場合によっては必要になってきます。

自分一人では難しいこともあるので、できない自分を責めたりせずに協力を得て対処をしていくことも大切です。

ギャンブル

依存性が高く、金銭トラブルや人間関係を壊してしまう原因にもなります。

また、問題そのものに向き合ってはいないので、ストレスの原因は減っていきません。

ギャンブルは、行わないことが1番おすすめです。

周りの人を傷つけてしまうので避けたいストレス解消法

悪口を言う

ストレスの原因となっている相手が悪いと思っているとき否定する言葉は言いたくなります。しかし、悪口などを言うことは、自分のメンタルにもよくありません。

相手を否定する言葉を口にすることで、自分の気持ちも悪い方へと引っ張られてしまい、相手を傷つけるだけでなく自分自身も傷ついてしまいます。

「原因自分論」の考え方を持つ

どのような物事も自分が選択したことだと客観的に考えることです。

  • 仕事が大変な場合、職場を選んだのも自分だし、転職をしようとしていないのも自分
  • 人間関係がうまくいっていない場合、その相手の人から離れないと言う選択肢をしているのも自分

今起きていることの原因は自分にあると考えることができると、対策を考えたり・前に進むために行動したりということが出来やすくなります。

自分も周りの人も傷つけない方法でストレスを解消していきましょう。

ストレス解消法の選び方

自分に合ったストレス解消法の見つけ方

  • 自分をよく知る
  • 試行錯誤する

自分がどのようなことにストレスを感じるのか・ストレス解消法を試して自分がどう感じるのかを知ると、自分に合ったストレス解消法が見つかりやすくなります。

また、さまざまなストレス解消法を試してみることで、考えていただけでは分からなかった自分に合う方法が見つかる場合もあります。

詳しくは以下の記事で解説しています。おすすめのストレス解消法も紹介していますので、ぜひご覧ください。

自分の体と心にプラスのものを選択する

ストレス解消法はたくさんありますが、自分にとってプラスとなるものを選択することが大切です。

簡単にできるものの中には、自分の体や心に悪い影響を与えてしまうものや周りの人を傷つけてしまうものもあります。

また、依存性の高いものに手を出してしまうと、行った直後は快楽を感じられるので、ストレスを解消できたように感じますが、後で辛さを感じてくる場合も。

ストレス解消法を探しているときは、自分が疲れているとき・メンタルが沈んでいるときが多いかと思います。

思考がまとまりにくいときだからこそ、自分が傷つかない・自分にとってプラスとなるものを選択することが大切です。

自分を楽にできるストレス解消法を見つけて、毎日を楽しくしていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次