【風邪予防】アロマセラピーで冬を元気に乗り越える!おすすめ活用法の看護師セラピストが紹介

冬の乾燥する季節は、風邪をひいたり・インフルエンザにかかったりと体調を崩しやすいですよね。

でも、仕事が忙しかったり・育児や家事はなかなか休めない…

インフルエンザは、寝ているだけでも辛い…

風邪をひいて辛い状態になる前に、しっかり予防をして笑顔で寒い冬を乗り切りましょう。

「看護師×アロマセラピスト」のゆずかが、冬におすすめのアロマセラピーを活用した風邪予防をご紹介します。

この記事を読むとわかること
  • アロマセラピーを活用したおすすめの風邪予防方法
  • 抗菌・抗ウイルス作用のある精油
  • アロマセラピーと合わせて行いたい風邪予防対策
メディカルアロマインストラクター資格取得講座 公式サイト

\アロマセラピーについて学びたい方はこちら!/

目次

アロマセラピーが風邪予防におすすめな理由

精油は抗菌・抗ウイルス作用が得意

アロマセラピーは、植物由来のエッセンシャルオイルを使用して心身の健康をサポートする自然療法です。

香りのもとである「精油」には、抗菌、抗ウイルス、免疫サポートなどの作用がある成分がたくさん含まれています。

精油は薬ではないため「治療」はできない

精油には、抗菌作用・鎮咳作用(咳を抑えてくれる)などもあり風邪の症状を和らげてくれることもあります。しかし、薬ではないので診断・治療に用いることはできません。

症状が続く場合などは病院での診断・治療をおすすめします。

アロマセラピーは補完療法。体の持っている力をサポートしてくれます。

風邪をひかないように予防したり、風邪の辛い症状を和らげるためにアロマセラピーを活用していきましょう。

風邪予防でアロマセラピーを活用する

アロマセラピーは風邪予防において、免疫力の向上やウイルスの拡散を防ぐ役割を果たします。効果的な使い方を知り、日常生活に取り入れることで、風邪のリスクを減らすことができます。

風邪予防に効果的な作用

  • 抗菌作用
  • 抗ウイルス作用

風邪の予防はもちろん、風邪による辛い症状の緩和を助けてくれる作用も精油にはあります。

風邪症状を和らげるためにおすすめの作用

  • 鎮咳作用
  • 去痰作用

香りの種類によって数種類から数十種類、多いものでは数百種類の成分が含まれており、含まれている成分によって様々な作用を発揮してくれます。

風邪予防におすすめの精油とその効果

たくさんの種類の香りがある中で、風邪予防・風邪の症状を和らげてくれるものをご紹介します。

ユーカリの抗菌作用を活用

ユーカリはその強力な抗菌作用で知られています。

おすすめの使用方法

  • 室内で芳香浴
    ディフューザーに数滴たらし部屋中に拡散させることで、風邪の予防に効果的
  • マスクにふりかけて
    お出かけのときは、マスクに数滴垂らすことで爽快感を感じながら抗菌作用のバリアを

ティーツリーの免疫サポート効果

ティーツリーは免疫サポートに優れています。抗菌作用も強いので、風邪予防にとてもおすすめの香りです。

おすすめの使用方法

  • マッサージやディフューザーで使用することで、免疫系を活性化させて菌の侵入を予防
  • お風呂場で芳香浴
    入浴中、お風呂場に数滴。蒸気と一緒に吸入し、乾燥によるのどの違和感を緩和

レモンの抗ウイルス作用を活用

レモンの精油には抗ウイルス作用があり、空気中のウイルスを排除するのを助けてくれます。

おすすめの活用方法

ディフューザーやアロマランプで香りを楽しむだけでなく、手洗い液や除菌スプレーに混ぜてウイルスを排除

レモンとユーカリ、レモンとティートゥリーなど、2つ以上の香りをブレンド使用することもできます。

単独では香りが苦手という場合も、2つ以上の香りを組み合わせることで受け入れられることもあるので、ぜひ試してみてください。

芳香浴でアロマを生活に取り入れて風邪予防

部屋全体に香りと抗菌作用を

アロマディフューザーを使うことで、部屋全体に香りを広げることができます。

空間全体を香りで充満させ、抗菌・抗ウイルス作用を働かせたいときにおすすめ。

適したディフューザーの選び方

ディフューザーの選び方も重要です。

水蒸気式や超音波式など部屋全体に行き渡らせられるようなディフューザーを選んで正しく使うことで、効果的にアロマオイルを拡散させることができます。

ディフューザーを選ぶ時に気をつけること

  • 超音波式の水を使わないもの、もしくは洗浄しやすいものを選択
  • 使用する場所に合わせて選択

広範囲で使用したい場合は超音波などのディフューザー、狭い範囲では卓上のアロマスティックなど場所に合わせて選択しましょう。

さらに詳しく知りたい方は、以下の記事を読んで参考にしてください。

ディフューザーはしっかり洗浄を

水蒸気が発生するものは、中でカビやすく菌も繁殖しやすい特徴があります。
定期的に洗浄・乾燥をさせて、菌が繁殖しないように注意しましょう。

自分でできる風邪予防トリートメント

鼻づまり緩和のためのフェイシャルマッサージ

アロマセラピーのマッサージは、鼻づまりを緩和するのに効果的です。ペパーミントやユーカリオイルを植物オイルに希釈し、顔周りのマッサージに取り入れることで、呼吸を楽にしてくれます。

顔は鼻が近く香りを強く感じやすいので、0.5 〜1%濃度に調節しましょう。

準備するオイル:

  • ホホバオイル15ml
  • ペパーミント1滴・オレンジ3滴

マッサージ方法:

  • 希釈したオイルを少量手に取り、顔全体にうすく伸ばす
  • 優しく顔をから首デコルテ周囲まで塗っていきます

細かい方法などは気にせずゆっくり深呼吸をしながら行ってみましょう。

  • ペパーミントは香りが強いので、入れすぎないように注意
  • ペパーミントが苦手な方は、ユーカリ・ティートゥリーでも可
  • ホホバオイルの他に、アーモンドオイル・オリーブオイルなどでも可

すっきりした香りで鼻づまりを和らげてくれます。

胸部へ塗って呼吸を楽に

風邪予防には胸部へのアロマトリートメントの利用も有効です。

ユーカリやティーツリーの精油を希釈し、胸部に塗布することで、気道をサポートし、呼吸器系の健康を保つことができます。

鼻から少し離れるので、2〜3%程度の濃度でも大丈夫です。肌が弱い方は少しずつ増やしてみましょう。

準備するオイル(2%濃度):

  • ホホバオイル10ml
  • ティートゥリー6滴

特にマッサージをしなくてもオイルを優しく塗り込むだけでOK。優しく首の下あたりから胸全体に塗ってみましょう。

アロマセラピーと正しい生活習慣の組み合わせ

睡眠とストレス緩和のためにアロマセラピーを活用

アロマセラピーは睡眠の質を向上させ、ストレスを軽減するのに役立ちます。

リラックス効果のあるラベンダーやカモミールを使用して、健康な生活習慣を築く手助けをしましょう。

就寝前にディフューザーで香りを楽しんだり、枕元に少量のアロマオイルを垂らすことで、安眠をサポートしてくれます。

枕に直接精油を垂らしてしまうと、色が落ちなくなってしまう危険があります。コットンやティッシュなどに垂らすことをおすすめします。

健康な食生活とアロマセラピーの相乗効果

バランスの取れた食事とアロマセラピーを組み合わせることで、免疫力を向上させることができます。

シトラス系の精油(スイートオレンジ・レモンなど)を使ったアロマセラピーは食欲を促進し、栄養の吸収を助けます。

風邪予防におすすめの食事

  • バランス良く偏りなく取る
  • 温かいものを食べる・飲む
    体の循環を良くして、免疫力をアップ
  • ねぎ・唐辛子・生姜・たまねぎなどを食べる
  • 免疫力をアップさせてくれる食材を摂取する
    • たんぱく質(免疫力を高めてくれる):肉・魚・大豆・卵
    • ビタミンA・C・E(免疫力を高めてくれる):にんじん・かぼちゃ・ブロッコリー・ほうれんそう

一つのものをたくさん取っても上手に体の中で作用してくれません。さまざまな栄養素をバランス良く取ることで体の中で機能してくれます。

体が冷えている場合は、体を温めてくれる成分を含んだ精油を使用してマッサージをすると体を外からも中からも温めることができます。

体を温めてくれる精油:

  • ジンジャー
  • ブラックペッパー
  • シナモン

一緒に温かいハーブティーを取るのもおすすめです。

アップルシナモンのハーブティーを飲みながら足湯に精油を数滴入れて体の外からも中からも温まるのはいかがでしょうか。

アロマセラピー製品の選び方

クオリティの高い精油の見分け方

安全で効果的なアロマセラピーのためには、高品質の精油を選ぶことも重要です。

品質によって体への作用が変化したり・香りが違ったりと、選んだブランドによってアロマセラピーをより効果的活用できるようになります。

オーガニックなものや管理の行き届いたエッセンシャルオイルを選び、信頼性のあるブランドを見極めることが重要です。

抗菌作用・抗ウイルス作用は、風邪予防だけでなく、さまざまな外敵から体を守ってくれます。

途中でもお伝えしましたが、アロマセラピーは「補完療法」であり、治療するものではありません。

アロマセラピーを正しく活用して、元気に毎日を過ごしましょう。

アロマセラピーは風邪予防に色々な効果を発揮してくれます。生活の中に取り入れて、ぜひ毎日の健康に役立たせていただけると嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次